高齢者の夜間交通事故急増

交通事故の全体は平成15年から24年までの統計を見ても、どんどん減る傾向にあります。
しかしその逆に高齢者の事故が増えているという結果となっているのです。
その理由はどのようなところにあるのでしょう。
1つは団塊の世代が高齢者に突入してきいていることによって、極端に人数が多くなっていることが挙げられます。

そしてこの世代の多くが車を所有し、運転免許を持っています。
しかし70歳に近くなれば早い人はボケや認知も始ってくるのではないでしょうか。
それによって夜間の運転のように、ただでさえ危険の多いときに運転することで、事故を起こすということもあるのです。
もちろん団塊の世代だけでなく平均寿命が長くなっている中、高齢者はどんどん増えているのが現状です。

しかし高齢者の交通事故の種類を調べると、半数近くが歩いているときに逆に交通事故に遭ってしまっています。
そして約4分の1は高齢者による運転、そして残りの約4分の1は高齢者が自転車やバイクの運転をしていて巻き込まれるというケースとなっているのです。
つまり運転している事故だけではなく、巻き込まれることも多くなります。

夜間の交通事故は運転している場合も巻き込まれる場合も、高齢者の率が高くなっているのには、それなりの理由があります。
高齢者は4人に1人は認知になると言われている時代です。
それほど長生きするようになったとも言えそうですが、そのような高齢者が夜の暗い道を徘徊するようになると昼間でも危険な徘徊が、より危険になるのも当然ではないでしょうか。

また認知といってもいわゆるまだらボケなどの場合は、半分正常で半分認知症状が出るので、普通の行動をとっていても急に認知が出ることもあります。
バイクや自転車に乗ってあり得ない飛び出しをしてくることも。
また夜間運転している方も見落としがちな歩行者などを巻き込むこともあります。
このようなことも含めて高齢者の夜間事故は増えているのです。

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